個人でスマホ修理を行う際の注意点

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最終更新日 2024年9月4日

1,公式の保証が効かなくなってしまうという問題

個人でスマホ修理を行う注意点はいくつかありますが、極めて重要なことは、公式の保証が効かなくなってしまうという問題を意識して始めることです。
特にiPhoneやAndroidでは保証期間内であれば安価、あるいは無料で修理してくれることがあります。

それらを無視して自分で作業を始めてしまった結果、壊れてしまい公式のサポートを受けることができず、新しいスマホを購入することになる場合もあるのです。

このような問題を防ぐためにも、なるべく個人でスマホ修理を行う際には適切な技術や工具、そして手先の器用さが重要になります。
それから注意点は他にもあり、専門に行っている会社に依頼する方法よりも高くなってしまうという問題があります。

スマートフォンの補修作業を専門に行っている会社では、バッテリーの交換や表面のディスプレイの交換作業を非常に安価で行うことが可能です。
理由として、非公式のパーツを使用したり、純正のパーツであっても大量に仕入れることで更に安く修理を行うことができるからです。

個人で純正のパーツを購入することは非常に難しく、フリーマーケットサイトやオークションサイトで探さなければならないこともよくあります。
特に古いスマホであれば、部品が流通しておらず、絶版になっていることもあるので作業が絶望的なこともあるのです。

2,長年利用していたスマートフォンをそのまま利用したい場合

一方で専門の会社であれば、古いパーツであっても在庫が残っていれば作業を行うことができます。
会社側も在庫の処分ができるので、安く見積もってくれることもあるでしょう。

長年利用していたスマートフォンをそのまま利用したい場合は、まずは修復作業を専門に行っている会社に依頼することが重要です。
他にも個人で作業を行うときには注意点があります。

安価で純正ではないバッテリーを使用してしまうと、発火の事故に発展してしまうことです。
最近ではスマートフォンのバッテリーの発火事故が多く報告されています。

狭いエレベーターや新幹線などの場所でスマートフォンのバッテリーが発火してしまえばどうなるかは、想像に難しくないでしょう。
安易な考えで修理を行った結果、取り返しのつかない甚大な被害に発展してしまうこともあるのです。

3,発火の事故が発生する可能性も・・・・

もちろん純正のバッテリーを使用していたとしても、発火の事故は発生してしまうこともあります。
理由として、バッテリーと本体の接合に問題があるからです。

バッテリーとスマートフォンの本体の接触不良によって、発熱してしまい、結果的に爆発や発火の事故に発展してしまいます。
逃げ場のない飛行機の中や新幹線の中では重大事故になってしまうでしょう。

このようなことを避けるためにも、専門のスキルを持っている修復会社に依頼をしたほうが無難です。
可能であれば、入手が困難な純正のバッテリーを使用することもできるので、安心して利用することもできるでしょう。

他にも注意点はあり、ディスプレイの交換の際に、本体のパーツを破損してしまうことがある点です。
ディスプレイの交換には、非常に強力な吸盤を使用して内部のパーツと接着されている部分を引き剥がす必要があります。

この時に無理な力を加えて作業を進めてしまうと、枠が歪んでしまい、元に戻すことができなくなってしまうのです。
大きな力を加えて曲がってしまった金属部分は、お湯で温めた程度では元に戻すことはできません。

結局新しいスマートフォンを購入することになってしまうのです。
以上の点から個人でスマホを修理する際にはバッテリーの発火事故の可能性、作業を行う際に必要となる費用、作業が完遂できない事を視野に入れて実行するべきです。

自信がないのであれば、なるべく会社に依頼するようにしましょう。

 

参考記事:スマホ修理福岡