枕の種類と選び方のコツ

枕の種類と選び方のコツ はコメントを受け付けていません

最終更新日 2024年2月8日

枕

1.枕の種類について

枕は種類に加えて、中材の材質や特徴による違いがあります。
一般的に主流なのはスポンジ素材で、特にウレタンフォームを使ったタイプが人気です。
このタイプの特徴はまず、クッション性が高く頭を包み込むように支えることです。

また、反発性を調節して作ることができる素材なので、低反発から高反発まで幅広くあります。
反発性に加えて形状記憶的な性質もあるので、頭の形に合う使用感が得られます。

頭の形に合わせて支えるということは、より広い面積で重さを分散できる特徴になります。
頭部の重量はスイカ一個分相当だといわれるので、枕の形が不安定だと、首の一部分に負担が掛かる結果に至ります。

しかし、ウレタンフォームは形状変化する素材ですし、適度な反発力で頭を押し上げてくれるので、首の負担を軽減することが可能です。
一方でウレタン素材は通気性が低く、風通しがあまり良くないので、汗を掻きやすい夏場の使用には向かない傾向です。

加えて、水洗いできない素材ですから、汚れても表面を軽く拭う程度のお手入れしかできないのが、衛生面における欠点だといえるでしょう。
もし水洗いしてしまうと、水分が吸収されてしまい中々乾かないことになります。

水分が長期間吸収されたままだと、やがてカビが生えたり臭いの原因に変わります。
このような長所と短所を併せ持つウレタンフォームですが、様々な形状を作りやすいという性質から、多様な商品が市場に並んでいます。

2.耐久性に関して

肝心の耐久性は、素材の品質や使い方によって、耐久性が大きく変化する特徴に結び付きます。
手頃な商品だと耐久性はそれなりですが、比較的高額品あれば、長期的に同じ寝心地を味わえる可能性が高いです。

枕といえば、布団と同じく昔から綿が使われています。
綿は自然なクッション性を提供しますし、耐久性も優れているので、改めて見直されている素材です。

適度な通気性や洗える良さも併せ持っていますから、長く使えるという意味ではウレタンフォームに負けてないでしょう。
仮にヘタりが生じてしまっても、打ち直してクッション性を取り戻せるのが魅力的です。

汗や皮脂を吸ったり、長く使い続けると潰れて硬くなる欠点はありますが、洗うことで再び柔らかさが復活します。
綿にはスポンジのような反発力はないので、そこが枕を選ぶ際の好みの分かれ道になります。

近年はストローを短く切ったような、いわゆるパイプタイプの素材も注目されています。
中が空洞のストロー形状なので、通気性は他の中材よりも優れていますし、カビが生えたり虫が湧くような心配も皆無です。

安全性が高く取り扱いやすい素材ですから、中の分量を自由に調節できる商品が少なくないです
つまり、好みに合わせて高さを変えることができるので、お好みの使い勝手を簡単に得られるのがパイプタイプの良いところです。

3.パイプタイプは丸ごと水洗いするようなお手入れも可能

水分を吸収しない素材が使われていることから、そのまま丸ごと水洗いするようなお手入れも行えます。
熱には弱いので、熱湯や日光に当てるのは禁物ですが、水と洗濯用の洗剤があれば綺麗サッパリと洗えます。

通気性に優れるという特徴から、水分の乾きがとても早いので、洗ってその日の内に使うこともできます。
そんな理想的とも思えるパイプタイプでも、滑りやすく首の負担が増えてしまう欠点を持ち合わせます。

ストローと同じ質感を持っていますから、お互いが触れ合うと滑ってズレてしまうのが難点です。
ウレタンフォームや綿とは違い、同じ形状を保ち続けるのが難しいので、寝返りの多い人は首が疲れてしまうでしょう。

それでも、夏場は風通しが大きなメリットになりますから、季節に合わせて使い分けるのに丁度良いです。
昔から使われている素材は綿だけでなく、そば殻も定番で今でも人気があります。

そば殻は天然素材で通気性が良く、サラサラとした独特の音が特徴的です。
熱がこもるような心配はありませんし、滑りやすいパイプよりも安定感があるので、安心して頭を預けることができます。

4.頭と首を支える高さに注目してその人に合うかチェックする

蒸しやすい湿気の多い夜でも、そば殻なら適度に水分を移動してくれますから、朝まで心地良い寝心地が得られるでしょう。
素材のコストが低く価格的に優れているので、水洗いはできないものの、気軽に買い換えられる点がメリットです。

普段のお手入れは直射日光に当てて、風通しの良い場所で水分を飛ばすだけで十分です。
ジメジメとした場所に置いておくと、虫が湧いてしまう場合がありますから、そこは保管における注意点です。

枕選びで共通するポイントは、頭と首を支える高さに注目して、その人に合うかチェックすることです。
頭を支えるクッション性が良好でも、首が上手く支えられていないと、負担が集中してしまい疲労を発生させます。

※参考サイト→横向き用枕を使うメリット

逆に首の位置が高過ぎると、頭が後ろに反るような形になってしまうので、こちらも体を支える寝具としてはNGです。
理想的なのは頭の高さが床に近く、浮いている首筋を自然に支えるような形状をした枕です。
沈み込んだ時にこの形状が無理なく保たれていれば、それが重量を上手く分散できる、疲れにくい寝具ということになります。